2019年8月22日(木)

アイルランドの強さの理由 出身のオドネルに聞く 高いボールの確保得意/強力スクラムが武器

ラグビーW杯
2019/7/1 16:29
保存
共有
印刷
その他

ラグビー日本代表がW杯の8強に進むためには、越えなければいけない壁がある。1次リーグで対戦する格上のアイルランド、スコットランドだ。両チームに縁のある2人の選手が、スーパーラグビーのサンウルブズに所属している。

元U-20アイルランド代表のオドネルは、一つのミスが日本戦の勝敗を左右すると語る

日本に過去ほとんどいなかった、アイルランド出身の選手がコナン・オドネル。20歳以下の同国代表歴を持つプロップで、5月に来日した。

母国のラグビーは伝統球技、ゲーリックフットボールの影響を受けているという。空中での競り合いが多いため「高いボールを捕球する技術を磨ける」とオドネル。「現代表のバックスにはFBロブ・カーニーらゲーリックフットボールでも高いレベルでプレーしていた選手が多く、ハイボールのキャッチも得意だ」

オドネルに象徴されるようにアイルランドの武器は強力スクラムだ。2011年から代表のスクラムコーチを務めるグレッグ・フィークの存在が大きい。「彼が年代別代表チームのスクラムコーチに指導し、その教えが選手に受け継がれている」。一貫指導の成果だと強調する。

サンウルブズは15日でシーズンを終える。「その後は日本に残り、アイルランド代表のスパイになるよ」とオドネルは笑う。自己申告する密偵はいないだろうが、アイルランドが開催国の情報を得ようと懸命なのは事実だ。フィーク・コーチは昨季から日本のNECにも所属。今年に入り、別のトップリーグチームの分析担当だった日本人はアイルランド代表のスタッフに採用されている。

サンウルブズのCTBフィル・バーリーは17年にスコットランド代表として1試合に出場した。「あちらはすごく雨が多く、氷点下の寒い中で練習する。ボールがぬれた状況でもスキルを発揮できるようにみんな注力していた」。10月13日の日本戦で天候が崩れれば、その真価が発揮されるのかもしれない。

タウンゼント代表監督について「細部へのこだわりや、相手より先回りしてプレーすることを強調している」と説明。「日本戦も一つの落球やタックルミスなど、細部へのこだわりが勝敗を分ける」と予想する。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。