SECカーボン、黒鉛電極の製造設備を更新 京都工場に150億円

2019/6/11 19:45
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黒鉛大手のSECカーボンは11日、京都工場(京都府福知山市)に150億円を投じ、電炉の製鉄に使う黒鉛電極の製造設備を更新すると発表した。中国での環境規制で電炉での製鉄が増え、鉄くずを溶かす際に必要な黒鉛電極の需要が増えている。今後も堅調な需要が続くとみて、設備更新で安定した生産体制を整える。

2020~24年度までの5年間に20億~40億円ずつ投資する。主に焼成炉と呼ぶ、原料を混ぜて固めたものを焼き上げる設備や焼き上げたものを黒鉛にする設備の部品交換や修繕にあてる。生産能力は増えない。

SECカーボンは大型の電炉に使う30インチ前後の太い黒鉛電極を主力とする。19年3月期の連結純利益は118億円と、前の期比で6倍弱に増えた。需給の逼迫で黒鉛電極の単価が前の期の4倍になったため、採算が改善した。

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