2019年7月19日(金)

空席情報サービスのバカン、人員3倍に拡大

スタートアップ
2019/6/11 18:54
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飲食店やトイレなどの空席情報を配信するサービスを手がけるバカン(東京・新宿)は11日、NTT東日本などを引受先とする第三者割当増資で7億9000万円を調達したと発表した。調達資金で開発や営業を担う人材を獲得し、現在は約30人の社員を3倍程度に増やす。

バカンが提供する飲食店の空き情報を知らせるサービスのイメージ

バカンのシステムはセンサーやカメラを使い、飲食店の行列の長さやトイレの個室の扉の開閉などの情報を集める。クラウド上で混み具合を判定してスマートフォンやデジタルサイネージ(電子看板)で、どこが空いているか知らせる。

カメラでの混雑判定では人工知能(AI)による画像認識を活用している。ソフトウエア開発に加え、センサーや集めた情報をクラウドに送る中継装置「ゲートウエー」の一部も自社で設計しており、人材を採用して開発体制を強化する。

NTT東日本は2017年度に新興企業との事業創出を目指すプログラムを始めた。参加企業への出資に至ったのは今回が初めてとなる。このほか清水建設ティーガイア、JR東日本スタートアップ(東京・新宿)、米国に本社を置くベンチャーキャピタルのスクラムベンチャーズが第三者割当増資を引き受けた。

バカンが設置した機器の保守をNTT東日本が請け負ったり、JR東日本と組んで鉄道駅にバカンのシステムを導入したりといった手法で、出資元との連携を進める計画だ。

(山田遼太郎)

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