「分散型ホテル」推進へ国内組織 岡山に事務局

2019/6/11 18:46
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古い街並みの一角をホテルに見立てるイタリア発祥の取り組み「分散型ホテル」の日本国内での認定・普及へ、推進組織が発足した。空き家などを活用して地域ぐるみで観光客をもてなす「アルベルゴ・ディフーゾ(AD)」で、岡山商工会議所(岡山市)に事務局を置く。過疎化や高齢化が進む集落のにぎわい再興を狙い、まず100施設の認定をめざす。

アルベルギ・ディフージ・ジャパン協会のロゴマークを掲げる岡山商議所の松田会頭(10日、岡山市)

ADを巡っては15年ほど前にイタリアで推進組織が発足し、現在は同国やクロアチアなどの150以上の施設を認定。国内では2018年6月、岡山県南西部の矢掛町にある古民家を再生した宿泊施設「矢掛屋」と周辺施設が第1号となった。認定を通じて、欧州からを中心に田舎の雰囲気を味わいたいインバウンド(訪日外国人)客の増加が見込めるとしている。

10日発足した「アルベルギ・ディフージ・ジャパン協会」はイタリアに次ぐ2カ国目の地域組織で、会長には岡山商議所の松田久会頭が就任。まず矢掛屋、矢掛屋を運営するシャンテ(矢掛町)が手掛ける県内の2施設の計3施設を認定した。松田会長は「全国に広めるとともに、雇用を生むことで若い人が戻って来られる街の復活につなげていきたい」と述べた。

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