2019年7月19日(金)

香港の逃亡犯条例、20日にも採決 大規模デモに厳戒

中国・台湾
2019/6/11 18:42
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香港で「逃亡犯条例」改正案をめぐる対立が深まっている=ロイター

香港で「逃亡犯条例」改正案をめぐる対立が深まっている=ロイター

【香港=木原雄士】香港立法会(議会)の梁君彦議長は11日、大規模デモを招いた「逃亡犯条例」改正案を20日にも採決する考えを表明した。立法会は親中国派が多数を占めるため、可決は確実な情勢だ。立法会は12日に審議を再開する見通しで、再び大きなデモが起きる可能性が高まっている。香港当局は立法会周辺に5000人の警察官を配置して、厳戒態勢を敷いた。

【関連記事】香港の逃亡犯条例、審議再開へ 議会周辺で激しい抗議

条例改正案は香港で拘束した容疑者を中国本土に引き渡せるようにする内容だ。司法の独立性が損なわれるとして、9日には100万人を超える抗議デモに発展。香港市民の7人に1人が参加したことになる。梁氏は20日までに66時間の審議を予定しているとして、「20日に採決できる」との考えを示した。

民主派は猛反発し、12日にかけて市民に抗議を呼びかけた。香港メディアによると、地元の小売店やレストラン、旅行会社など100社以上は、従業員がデモに参加できるよう12日の休業を決めた。欧米の大手会計事務所も従業員に出社の必要がないと通知して、デモ参加を容認した。

香港政府は立法会の周辺を封鎖し、多数の警察官に警備にあたらせている。林鄭月娥・行政長官は11日、「法律に違反すると、相応の法的な結果が伴う」などと述べ、過激な抗議活動には断固とした措置を取る考えを示した。

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