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コンテナ輸送量、4カ月連続減 中国発米向け

2019/6/11 17:09
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米調査機関デカルト・データマインがまとめた5月の中国発米国向け海上コンテナ輸送量は、83万9748個(20フィートコンテナ換算)と前年同月に比べ3.5%減った。減少は4カ月連続。一方、アジア発全体では1.4%増えており、米中貿易摩擦を背景に輸出拠点が中国から東南アジアに移っている可能性もある。

東南アジア発の貨物が増えている

アジア発で増加が目立つのは、シンガポールやベトナムだ。シンガポール発は6万9392個と前年同月比28.4%増。ベトナム発は8万9062個と同25.9%増えた。タイ発、台湾発も同16.1~17.7%増だった。

米国は5月、2000億ドル相当の中国製品の追加関税率を10%から25%に引き上げると表明。もともと中国の人件費上昇などで生産拠点を東南アジアに移す動きがあったが、貿易摩擦がこうした流れに拍車をかけたとみられる。制裁関税の対象である「家具類」の5月の輸送量は、中国発が17万6944個と前年同月比5.7%減る一方、中国を除くアジア発全体では20.5%増えた。

足元では駆け込み輸送も一部出ているもようだ。トランプ米政権はほぼ全ての中国製品が対象となる制裁関税の計画も表明している。アジア系海運大手は「6月に入り、前倒しで輸送する動きも出ている」と話している。

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