米司法省、ロシア疑惑で追加情報提供へ 議会と合意

2019/6/11 5:57
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【ワシントン=中村亮】米司法省は10日、トランプ大統領がロシア疑惑の捜査を妨害した疑いに関し、追加の捜査情報を提供することで議会と合意した。下院司法委員会が発表した。追加情報には捜査報告書の未公開部分のほか、検察が集めた関係者の証言などが含まれるとみられる。野党・民主党は追加情報を踏まえ、大統領弾劾に値するトランプ氏の不正行為があったかを見極める構えだ。

米民主党のナドラー下院司法委員長はロシア疑惑に関する捜査報告書の全面公開を求めている(10日、ワシントン)=AP

司法委員長のジェロルド・ナドラー議員(民主党)は10日の声明で「最も重要な記録が開示される」と歓迎した。一方、司法省による情報提供が不十分だと判断した場合には捜査報告書の全文開示の是非などを法廷で決着させる考えも示した。

モラー特別検察官はロシア疑惑に関して448ページの捜査報告書をまとめたが、トランプ氏を捜査妨害の罪で起訴すべきか判断を明記しなかった。代わりにトランプ氏の責任を追及するのは議会だとの見方を示した。

司法省は4月に一部を黒塗りにした上で捜査報告書を公表したが、民主党は捜査妨害の有無を判断するには不十分だとして、追加の情報提供を求めていた。

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