首相、参院選に勝算 改憲へ衆院3分の2維持優先

2019/6/11 2:00
情報元
日本経済新聞 電子版
保存
共有
その他

参院決算委で答弁する安倍首相(10日)

参院決算委で答弁する安倍首相(10日)

夏の参院選に合わせて衆院選を実施する衆参同日選を見送る方向が強まったのは底堅い内閣支持率を背景に参院選を単独で戦っても勝利できるとの判断がある。一方、衆院は安倍晋三首相が支持する憲法改正に前向きな勢力で改憲発議に必要な3分の2以上の議席を持つ。同日選で衆院の議席を減らすリスクを避け、安定基盤の維持を優先した。

【関連記事】参院選、7月21日投開票へ 衆参同日選は見送り強まる

10日夕、国会内で開いた自民党役員会は参院選対応に終始し、同日選に言及する出席者はなかった。首相は「候補者の皆さんは一生懸命頑張っているよね」と語った。

今回の参院選は自民党が大勝した2013年に当選した議員が改選期を迎える。野党が候補者を一本化する定数1の「1人区」を中心に苦戦が予想され、後援会組織がある衆院議員をフル稼働させる同日選が有利だとの見方があった。景気後退につながる懸念がある10月の消費税増税より前に衆院解散に踏み切るべきだとの意見もあった。

【関連記事】衆参同日選見送り強まる 消費増税予定通り

見方が変わってきたのは…

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

電子版トップ



[PR]