愛知県、3市町で自動運転の実証実験 AIも活用

2019/6/10 19:12
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愛知県の大村秀章知事は10日、自動運転社会の実現に向けて2019年度に長久手市、南知多町、常滑市の3市町で実証実験をすると発表した。観光客用に低速で走る無人車両や遠隔監視システムを取り入れた周遊バスなどを走行させる。仮想現実(VR)を活用した映像コンテンツなどの関連技術も研究し、実用化に向けた検討を進める。

長久手市の実験は「テーマパークにおけるエンタメ体験型の移動」をテーマとし、愛・地球博記念公園で遠隔操作の無人車両「マイリー」を運行する。人工知能(AI)を活用したオンデマンド配車やVRによる動画などの提供も検討している。

南知多町では、遠隔監視システムを取り入れた周遊バスを日間賀島に走らせる。島外から訪れた人が交通手段や観光情報をすぐに調べられるような独自アプリの提供もめざす。

常滑市では8月開業予定の国際展示場入り口と駐車場、宿泊施設などの間に遠隔操作できる自動運転車両の走行を模索している。

利用者の意見を集めて課題などを洗い出し、実用化に向けた検討に生かす。事業はNTTドコモを核とする7社、1大学が参加して進める。今後、関係機関と実施時期や具体的なルートなど詳細の調整を急ぐ。

県は16年度に自動運転の実証実験を始め、17年度に幸田町で全国で初となる一般公道での遠隔型自動運転の実証実験を行った。19年度はAIやVRなどの先端技術を積極的に組み込み、早期の実用化をめざす。

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