2019年8月25日(日)

NTT社長「データ処理も光で」 デジタルサミット

デジタルサミット
2019/6/10 15:19
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講演するNTTの澤田純社長(10日、東京・大手町)

講演するNTTの澤田純社長(10日、東京・大手町)

NTTの澤田純社長は10日午後、世界デジタルサミット(日本経済新聞社・総務省主催)で講演し、「データ処理にも光技術を活用し、ネットワークから端末まですべて『光』にしたい」と述べた。これまでの電子技術による信号処理に光技術を導入することで、データ量が増え続けるなかでも高速で消費電力を抑えたデータ処理の仕組みを作れるとした。

澤田社長はデータ量が今後も増え続けることを念頭に「新しい情報基盤が必要だ」と強調した。NTTが開発を進める、情報の処理から伝送まで光技術を使う構想について説明。消費電力が少なく高品質・大容量で低遅延のネットワーク構築を目指すとした。

次世代の通信基盤を構築するための「革新的光ネットワーク」を意味する「IOWN(アイオン)」という構想も紹介した。人工知能(AI)や仮想現実(VR)のほか、量子計算などを含む11の技術を柱とし、今の電子の世界を光の世界に変えていくという。

澤田社長はデータの所有権についても問題を提起した。米国などの企業主導型や中国などの国家主導型があると指摘。そのうえで、社会的課題の解決のためには地域性や中立性が重要で、「自治体などがデータの利活用を主導するのが望ましい」と述べた。

NTTではスマートシティの推進に向けて米ラスベガス市や札幌市との共同実験を手掛ける。澤田社長はいずれも市が所有するデータの活用について、NTTが支援する仕組みにしているとした。

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