2019年7月23日(火)
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純資産倍率 1.16倍 --
株価収益率14.02倍13.58倍
株式益回り7.12%7.35%
配当利回り2.05% 2.06%
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資産運用はマラソンのようなもの(十字路)

2019/6/13 11:30
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資産形成とその取り崩しは、生涯というルートを走るマラソンレースのようなものだ。スタート前の準備として(1)資金から生み出された利息や配当金を長期にわたり再投資して資産を増やす複利の考え方、(2)できるだけ幅広い資産に投資して時間の分散も図るとリスク低減が可能、(3)インフレ率を上回るような運用を心がければ将来の実質の消費を増やせる――といった最低限の知識は必要だ。

スタートは税金の優遇がある「つみたてNISA」「iDeCo(イデコ)」を使って給与の一部を自動的に引き落として長期にわたり定期的に金融資産を購入しよう。リスクをどれだけ取れるかにもよるが、若いうちは株式投信などの投資でハイリスクハイリターンを目指そう。長い道のりを走っている途中、マーケットの変動で資産価値が大きく目減りすることもある。それでも落ち込むことなく淡々と投資し続けよう。

退職のゴールのテープを切った時、コツコツと投資した金額が長い期間を走り続けた報酬になる。それに退職金も当てにできる人もいるだろう。これで次のレースに臨める。次のレースとは退職後から生涯を閉じるまでにわたり、公的年金で不足する金額をこれまで蓄積した資金を運用しながら年間3~4%の比率で取り崩していくことだ。

現役時代の消費慣習は時とともに変わっていく。退職後初期には現役時代にできなかった旅行や余暇に資金を多少多めに引き出せるだろう。中期には肉体的・精神的な衰えから、生活の行動範囲が狭くなるにつれて生活費が低下するかもしれない。後期では医療・介護費がかさむものの、生活費の減少でそれほどの金額はかからないといわれている。

寿命よりも先に資金が枯渇する長生きリスクは十分に避けることができるはずだ。

(山口大学経済学部教授 城下賢吾)

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