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大学スポーツ、競技横断で対抗戦 動画の無料配信も

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2019/6/10 10:58
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全米大学体育協会(NCAA)を参考にして3月に発足した「大学スポーツ協会」(UNIVAS)は野球や柔道、水泳などの全国大会の成績を点数化し、加盟大学間で順位を競う対抗戦を10日始めた。同日開幕の野球の全日本大学選手権が最初の対象大会となる。競技を横断して各校で競う枠組みを新たに設けることで、大学スポーツへの関心を広く呼び起こす狙いがある。

対抗戦の名称は「UNIVAS CUP」。初年度は6月の野球とアーチェリーを皮切りに、20年3月まで行われる31競技の大会を対象とする。

バスケットボールやバレーボール、ラグビーといった競技のほか、フライングディスクやグライダーなどもあり、1競技につき原則1大会を指定した。サッカーや陸上は含まれていない。

優勝や準優勝といった成績に応じて各校にポイントを振り分け、UNIVASに加盟する約220校で31大会の総合順位を決める。競技団体の登録人数が多いほど、大会ごとに配分される総ポイントが大きい。公式サイトでポイント数や順位を更新し、成績の上位校は年度末に表彰する。

試合のハイライト動画をUNIVASの公式サイトで無料配信するほか、競技によっては決勝ラウンドなどをライブ中継する。配信スケジュールは大会ごとに発表する。将来的には動画に企業の広告をひも付け、収入源とする考えだ。

UNIVAS発足の背景には大学の運動部に全体を束ねる組織がなかったことがある。中高の運動部には全国高等学校体育連盟(高体連)や日本中学校体育連盟(中体連)の統括組織があるが、大学の運動部は学生らによる任意団体で、ガバナンス(組織統治)やリスク管理で問題が起きやすいことが指摘されていた。

UNIVASにはガバナンス強化や学生の安全確保に加え、大学スポーツをビジネスと位置づける役割が期待されており、対抗戦などを通じた収益化に取り組む。

一方で、組織の全体像が見えにくいなどの指摘もあり、筑波大や慶応大など一部の有力大学は参加を見合わせている。

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