高揚感なき2万1000円台回復 通商問題の霧晴れず
証券部 竹内弘文
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高揚感のない株高が進んでいる。10日の東京株式市場では日経平均株価が続伸し、取引時間中としては5月29日以来となる2万1000円台回復となった。米利下げ観測などを背景に電気機器や素材関連など景気敏感株の上昇が主導する構図だが、取引全体をみれば薄商いにとどまる。米国によるメキシコへの関税は見送られたが、不確実性という霧は晴れていない。
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