2019年9月20日(金)

GDP、年率2・2%増に上方修正 1~3月改定値 設備投資上振れ

2019/6/10 11:20
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内閣府が10日発表した2019年1~3月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.6%増、年率換算で2.2%増となった。5月に発表した速報値(前期比0.5%増、年率2.1%増)から小幅に上方修正した。企業の設備投資が速報段階の推計値から上振れし、全体が押し上げられた。

設備投資は実質で前期比0.3%増。速報値の0.3%減から大幅に改定された。財務省が3日に発表した1~3月期の法人企業統計によると、人手不足による省力化投資が盛んな非製造業で設備投資が増えた。GDPの半分以上を占める個人消費は0.1%減で速報値と同じだった。

住宅投資は0.6%増と速報段階(1.1%増)から下方修正した。不動産仲介手数料を改定値で引き下げたのが主因。公共投資も速報値の1.5%増から1.2%増に下振れした。民間在庫のGDPに対する寄与度は、速報値の0.13%から0.06%に減った。

全体の成長率に対する内需の寄与度はプラス0.1%と速報段階から変わらなかった。設備投資の増加分が住宅投資や在庫の減少で相殺されたため。外需の寄与度もプラス0.4%で変わらなかった。

GDPは小幅なプラス改定となったが、内閣府は「中国景気の減速が懸念されるが、内需は堅調という基本的な景気認識は速報段階と変わらない」との考えを示した。

1~3月期の名目GDPの改定値は前期比0.8%増、年率では3.4%増だった。速報段階から上方修正したが、デフレーターが下方改定されたため、実質GDPよりも修正幅は小さかった。

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