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カザフ大統領にトカエフ氏当確 前大統領側近

【ヌルスルタン(旧アスタナ)=小川知世】中央アジアの資源国カザフスタンで9日、前倒しされた大統領選の投開票があり、前大統領のヌルスルタン・ナザルバエフ氏(78)の側近で、現職のカシムジョマルト・トカエフ氏(66)の当選が確実になった。同日には首都ヌルスルタンなどで投票ボイコットを呼びかける市民らの抗議集会が開かれ、内務省によると、参加した計約500人の身柄が拘束された。

トカエフ氏は3月のナザルバエフ氏の辞任に伴い、憲法の規定で、上院議長から大統領に昇格した。約30年にわたり大統領を務めたナザルバエフ氏の政策の継承を公約に掲げた。同氏が引き続き実権を握る見通しだ。

カザフの世論調査機関は10日未明(日本時間同日午前)、トカエフ氏が約70%を得票し、6人の対立候補を抑えて勝利を確実にしたと発表した。中央選管によると、投票率は77%だった。大統領の任期は5年。

外交官出身のトカエフ氏は4月、与党の大統領候補に指名され、当選が確実視されていた。トカエフ氏の後任の上院議長にはナザルバエフ氏の長女、ダリガ・ナザルバエワ氏(56)が就いており、トカエフ氏が任期を待たずに辞任し、ダリガ氏が大統領に昇格するとの観測も浮上している。

有権者には強権統治や経済格差への不満も強いもようだ。ヌルスルタンなどでは投票のボイコットを呼びかける抗議集会が開かれた。

ナザルバエフ氏の辞任に伴う大統領選は当初、2020年春に予定されていたが、前倒しで実施された。

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