老後資金2000万円 枝野氏「参院選の最大争点かも」
立憲民主党の枝野幸男代表は8日、金融庁が夫婦で95歳まで生きるには約2000万円の金融資産が必要との試算を示したことに関して「上から目線で、『だから2000万円ためろよ』というような発言をしたのは間違いない」と述べ、所管する麻生太郎金融相を批判した。「夏の参院選の最大の争点かもしれない」とも強調した。横浜市内で記者団に語った。
麻生氏は4日、金融庁の報告書を受け「100歳まで生きる前提で退職金を計算してみたことあるか。今のうちから考えておかないといかん」と唱えていた。7日には「あたかも赤字になるような表現は不適切だった」と説明した。