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現場交差点で犠牲者悼む 秋葉原殺傷事件から11年

(更新)

東京・秋葉原で2008年、7人が死亡し、10人が重軽傷を負った無差別殺傷事件は8日で発生から11年となった。現場の交差点には花が手向けられ、友人や通行人らが犠牲者を悼んだ。

無差別殺傷事件の現場となった交差点で手を合わせる男性(8日午前、東京都千代田区)

殺害された武藤舞さん(当時21)の友人で北九州市の会社員、加賀田優さん(34)は「明るくて話しやすく誰とでも友達になれる人だった」としのんだ。今年5月に川崎市で児童など20人が殺傷された事件にも触れ、「(容疑者らの)孤立していた点は共通しているように感じた。そういう人たちをつくらないために、アプローチできないかと思った」と話した。

千代田区の石川雅己区長も訪れ「国内外から多くの人が来るので、安全で安心な町でなければいけない」と述べた。

事件は08年6月8日午後0時半ごろに発生。元派遣社員の加藤智大死刑囚(36)がトラックで歩行者天国に突っ込み、通行人をはねた後、ダガーナイフで買い物客らを襲撃した。

かつて加藤死刑囚と仙台市の警備会社で同僚だったという大友秀逸さん(42)も立ち寄り、「(事件前に)なぜ電話をよこさなかったのか。最後にアクセルを踏む時、脳裏によぎる存在じゃなかったことが悔しい」と手を合わせた。

加藤死刑囚は殺人などの罪で起訴され、15年2月に最高裁で刑が確定。判決は「没頭していたインターネット掲示板で受けた嫌がらせに怒って犯行に及んだ」と動機を認定した。〔共同〕

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