2歳児にアイロン痕、体重は平均の半分6キロ 札幌衰弱死

2019/6/8 8:07 (2019/6/8 10:19更新)
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札幌市中央区の池田詩梨(ことり)ちゃん(2)が衰弱死し、傷害容疑で母親と交際相手の男が逮捕された事件で、北海道警が5月に詩梨ちゃんを訪問した際、足の裏にやけどの痕が見つかっていたことが8日、関係者への取材で分かった。母親の飲食店従業員、池田莉菜容疑者(21)は警察官に「ヘアアイロンを踏んだ」と説明していた。

池田詩梨ちゃんが衰弱死した事件で現場のマンション前に献花をする人(7日午後、札幌市)=共同

また発見時、詩梨ちゃんが2歳女児平均体重の半分の6キロ程度しかなかった。このため病死の可能性がないか調べていたが、捜査関係者によると、司法解剖などで病気は確認されなかった。

道警は5月15日に詩梨ちゃんと面会した。関係者によると、足の裏にやけどがあり、ばんそうこうが貼ってあったほか、頬にも1センチ未満の青いあざがあった。

池田容疑者は「私のヘアアイロンを踏んだ。ほっぺの傷は台所の台から落ちてできた」などと説明したため、虐待の可能性は低いと判断。札幌市児童相談所にも「虐待は疑われない」と連絡していた。

道警などによると、詩梨ちゃんの遺体には強く殴られたとみられるあざやたばこを押し付けたとみられるやけどのような痕があった。暴行と衰弱死の関連は薄いとしているが、日常的な虐待があったとみて調べている。

北海道警は十分な食事を与えなかった可能性が高いとみて、保護責任者遺棄致死容疑も視野に調べている。

池田容疑者と交際相手の飲食店経営藤原一弥容疑者(24)の逮捕容疑は5月上旬~今月5日ごろ、共謀して池田容疑者の自宅などで詩梨ちゃんに暴行してけがを負わせた疑い。〔共同〕

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