2019年6月27日(木)

習氏、米を暗にけん制「覇権主義が台頭している」

米中衝突
中国・台湾
ヨーロッパ
2019/6/7 23:47
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ロシアを訪問中の中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は7日、サンクトペテルブルクで開かれた国際経済フォーラムで演説した。米中貿易摩擦が激しさを増していることを念頭に「国際化に逆行するような覇権主義が台頭している」と述べ、暗にトランプ米政権をけん制した。

演説する中国の習近平国家主席(7日、サンクトペテルブルク)=AP

演説する中国の習近平国家主席(7日、サンクトペテルブルク)=AP

経済のグローバル化を加速させ、世界経済の持続的な成長に向けて貢献していく考えも表明。「多国間の貿易体制を守る」と語った。米国との貿易戦争を念頭に「意見の相違があっても解決策を見つけることが大切だ」と訴えた。

中国が進める広域経済圏構想「一帯一路」にも触れ、「世界各国が互いに成長できる経済発展の手段だ」と主張した。「ロシアは最も大きな隣国で協力のパートナーだ」と述べ、同国の一帯一路への積極的な参加を呼びかけた。

次世代通信規格「5G」通信に関しては「関係各国と技術を共有できる準備ができている。最新の研究成果を分かち合いたい」と述べるにとどめた。中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)を巡る米中対立の問題については言及しなかった。

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