2019年7月18日(木)

M&A63戦無敗、日本電産の掟 毒まんじゅう食うな
ビッグBiz解剖(上)

エレクトロニクス
自動車・機械
関西
2019/6/10 6:00
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日本経済新聞 電子版
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強いリーダーシップを発揮してきた永守氏(右)=(1月の会見)

強いリーダーシップを発揮してきた永守氏(右)=(1月の会見)

平成の30年間で時価総額の伸び率が最も大きかった日本企業はどこか。自動車やロボットなどのモーターを手がける日本電産だ。1973年に永守重信会長が京都市のプレハブ小屋で創業した同社は、過去63件の企業買収をテコに成長した。「毒まんじゅうは食うな」「任せて任すな」――。買収後に大型損失を出したことがない同社の企業買収には流儀がある。

【次回記事】「ポスト永守」へ試練 EV・5G、部品単体売り脱却へ

日本電産は創業から50年足らずで、ハードディスク駆動装置(HDD)用モーターでは85%、携帯電話の振動モーターや電動パワーステアリング用では40%のシェアを握る世界大手にのし上がった。平成の30年間で時価総額の伸び率は69倍と、比較可能なすべての国内上場企業でトップだ。

「毒まんじゅうは食うな」「お化けが出るぞ」――。M&A(合併・買収)を手がける部署では…

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