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サントリーHD、大阪市とペット容器の資源循環で協定

サントリーホールディングスは7日、大阪市とペットボトルの再生で連携協定を結んだと発表した。今秋をめどに家庭から出る使用済みペットボトルを回収・成型し、再利用する。家庭で洗った汚れの少ないボトルを多く回収し、再生ボトル用の良質な原料を安定して確保する狙いだ。飲料大手が自治体とペットボトルの再利用で連携するのは初めてとみられる。

サントリーHDは大阪市とペットボトルの循環で連携協定を結んだ(大阪市)

サントリーHD傘下のサントリーMONOZUKURIエキスパート(東京・港)が、大阪市と協定を結んだ。サントリーの委託先の業者が同市内の一部の地域で使用済みボトルを回収。リサイクル業のジャパンテック(栃木県鹿沼市)が粉砕してペットボトルの小さな原型を作る。これをサントリーが飲料工場でボトルに成型し、飲料を充填する流れだ。

サントリーは2030年までに、ボトルを再利用した原料と植物由来の原料でペット容器の全量を賄い、新たに化石燃料を調達しない方針だ。「ボトルからボトルへ」の資源循環モデルの実現には、自治体との連携が欠かせないとみている。

具体的には、大阪市内の地域コミュニティーとボトルを回収する契約を結び、一定の費用を払う。対象地域の家庭では使用済みのペットボトルを洗い、キャップやラベルを外して専用の回収袋に入れて毎週決まった曜日にゴミを出してもらう。

大阪市は家庭から出る使用済みペットボトルを年間7千トン回収している。今回対象となる地域以外は同市が引き続き資源ごみとして回収する。

廃プラによる海洋汚染の問題は大阪市で開催される20カ国・地域首脳会議(G20サミット)でも議題にのぼる見通しだ。大阪市はペットボトルの再生・循環事業に関し、リサイクル業のマツダ(神戸市)とも協定を結んだ。

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