ユニクロ、銀座店に300人超の列 コラボ商品目当て

2019/6/7 12:30
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ファーストリテイリング傘下のユニクロは7日、Tシャツブランド「UT」で米アーティスト、KAWS(カウズ)さんと協業した商品を発売した。先行発売した中国では来店客による"争奪戦"が騒動となった。旗艦店の銀座店(東京・中央)には開店前から300人超の列ができたが、ユニクロが事前準備を進めたことで、目立った混乱は起きなかった。

カウズと組んだ商品

カウズと組んだ商品

「一列に並んでください」。訪日観光客で連日ごった返すユニクロ銀座店。7日午前、雨が降るなか、店の前では従業員が日本語や英語、中国語を使い、ひっきりなしに訪れる来店者を誘導していた。中国人らは従業員の指示に従い、一列に並んでいた。

通常は午前11時の開店だが、来店者が多く並んだため、15分前倒ししてオープン。列に並んでいた20代女性は「カウズのトートバッグが欲しい」とうれしそうに語った。ネット通販サイトでは同日朝の時点でトートバッグが既に「在庫切れ」となっていた。

カウズさんは代表的なキャラクター「COMPANION」や、人気キャラクターと組み、目の部分を「××」にしたTシャツなどで人気を集める。今回発売するコレクション名は「カウズサマー」で、初期から現在の作品までをUTで売り出す。男性や子供向けのTシャツとトートバッグを計21品取り扱う。価格は税別990~1500円。全国のユニクロ店舗やネット通販サイトで販売する。

「カウズサマー」を巡っては日本に先行した中国で騒動となった。もともと人気の高い商品に加え、カウズさんが今回が最後のコレクションになると発信。コアなファンに加え、転売目的で来店した中国人らにより、店内で商品の取り合いが起きるなど混乱する事態となった。

日本では騒動を避けるため、事前に各来店者が購入できる枚数を1色・1柄で一枚のみに限定した。各店舗で大勢が集まったことを想定して対応策を練ったこともあり、店前に長い列はできたが、「店内で中国で起きたような騒動は発生していない」(店舗関係者)という。

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