翻訳機eTalk5、ビジネス専門用語のAI自動翻訳と連携

2019/6/7 13:00
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「KAZUNA(カズナ)」ブランドを展開するTAKUMI JAPAN(タクミジャパン、東京・港)は6日、東京都内で発表会を開き、翻訳機「eTalk5(イートークファイブ)」の新サービスについて説明した。ビジネス分野の翻訳を想定した新機能として、ロゼッタ(東京・千代田)が提供する人工知能(AI)による自動翻訳「T-4OO」と連携。金融や法務など2000分野の専門用語に基づいた自動翻訳で、プロの翻訳者に匹敵する精度を実現するという。

左がTAKUMI JAPANの増田薫氏。右がロゼッタの五石順一氏(撮影:山口健太)

左がTAKUMI JAPANの増田薫氏。右がロゼッタの五石順一氏(撮影:山口健太)

発表会には、TAKUMI JAPAN代表取締役の増田薫氏が登壇。2018年12月に発売したeTalk5について、交通機関や宿泊施設など法人の導入事例が増えていることをアピールした。

特徴として、音声翻訳やチャット翻訳など5つの翻訳機能に対応する。対応する73言語は全て音声とテキストの両方に対応しており、「他機種では音声に対応した言語が意外と少ないものもある。eTalk5はフルに対応しており、海外に安心して持ち出せる」(増田氏)と強調した。

eTalk5の翻訳機能(撮影:山口健太)

eTalk5の翻訳機能(撮影:山口健太)

ゲストとしてロゼッタ代表取締役の五石順一氏が登壇し、「機械翻訳は所詮、機械という時代が長かったが、AIでプロの翻訳者と同じ精度になってきた。かつて弁護士事務所ではパラリーガルが翻訳し、弁護士がチェックしていたが、最近では機械翻訳に置き換わっている」と語った。

今後のアップデートで提供する「撮って翻訳 Biz」により、eTalk5からロゼッタのAI翻訳エンジンを利用できる。翻訳の利用にはロゼッタとの契約が必要になる見込みで、具体的な料金体系は検討中としている。

ほかにもビジネス向けの新機能として「同時翻訳機能」を追加する。音声を翻訳しながら画面に文字で書き起こしていく機能で、外国語による会議などでの利用を想定する。現在、開発を進めており、19年夏頃にアップデートで提供予定とした。

(ライター 山口健太)

[日経 xTECH 2019年6月6日掲載]

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