2019年9月17日(火)

グーグル、クラウドゲーム11月に開始 まず欧米14カ国で

2019/6/7 3:58
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【シリコンバレー=佐藤浩実】米グーグルは6日、クラウド経由でゲームを配信するサービスを11月に米国やフランスなど欧米14カ国で始めると発表した。米国での価格は月9.99ドル(約1080円)。ゲーム専用機がなくても、ネットにつないだテレビやグーグルのスマートフォンなどで約30種類のゲームを遊べるようになる。同社は3月にクラウドゲームへの参入を表明したが、価格や開始時期の詳細を明かすのは初めて。

配信当初からサービスを利用するにはコントローラーと映像配信端末、3カ月分の利用料を含む129ドルの「ファウンダーズエディション」を購入する必要がある=AP

配信当初からサービスを利用するにはコントローラーと映像配信端末、3カ月分の利用料を含む129ドルの「ファウンダーズエディション」を購入する必要がある=AP

グーグルが始めるサービスは「Stadia(スタディア)」。通信環境がよければ、4Kの高画質でゲームを遊ぶことができるという。当面はグーグルのブラウザー「クローム」を使えるパソコンやスマートフォン「ピクセル3」「同3a」、映像配信端末の「クロームキャストウルトラ」を付けたテレビで同サービスを利用できる。

6日にネット上で開いた発表会では、ベルギーのラリアンスタジオが製作するロールプレイングゲーム「バルダーズゲート3」などを紹介した。フィル・ハリソン副社長は「数百社のゲーム会社と協業している」と強調。日本のゲーム会社とも組んでおり、例えばバンダイナムコエンターテインメントは16年発売の「ドラゴンボール ゼノバース2」をスタディアで配信する。

配信当初からサービスを利用するにはコントローラーと映像配信端末、3カ月分の利用料を含む129ドルの「ファウンダーズエディション」を購入する必要がある。グーグルは日本での配信時期や価格については言及していないが、ハリソン氏は「20年には配信地域を増やす」と説明した。また、20年には月額利用料なしでゲームを1作品ごとに購入できるサービスも始める。

来週には米ロサンゼルスでマイクロソフトや任天堂など家庭用ゲーム大手が集う見本市「E3」が始まる。クラウドゲームも主要テーマの一つで、出展しないグーグルは会期前に先制パンチを打った格好だ。ゲーム業界では「新しいプレーヤーが新しい技術で参入することでゲーム業界が進化するという意味では歓迎すべきだ」(任天堂の古川俊太郎社長)との声が上がっている。

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