2019年7月19日(金)
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株価収益率13.72倍13.29倍
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先物主導が映す不透明感 買い越し、2カ月半ぶり高水準
現物株の売買低調

2019/6/6 22:00
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株式市場の売買を株価指数先物取引が主導している。日経平均先物の買越枚数は約2カ月半ぶりの高水準となったが、東証1部の売買代金は低水準にとどまる。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待から、短期筋による先物の売り持ち高を買い戻す動きが強まる。世界的な景気減速や米国発の貿易摩擦の先行き不透明感は拭えず、現物株への買いは乏しい。

6日の日経平均株価は一時前日比66円高となったが下げに転じ、2円安の2万0774円で引けた。FRBの利下げによる景気下支え期待が高まった5日に367円高となった勢いは続かなかった。

6日の東証1部の売買代金は1兆8427億円。米国市場が休場だった5月27日を除けば、4月22日以来約1カ月半ぶりの低水準となった。「中長期目線の投資家の慎重姿勢は変わらず、現物株の注文は乏しい状態が続いている」(国内大手証券のトレーダー)という。

存在感を高めているのが株価指数先物だ。日経平均先物の日中と夜間取引の総売買代金を東証1部の売買代金で割ると、5日は0.94とほぼ匹敵する水準になる。4月の平均(0.69)と比べると高水準が続いている。

QUICKのデータから、国内大手証券5社と外資系証券16社経由の日経平均先物の売買手口をみると、株価が大幅高になった5日は計2398枚の買い越しと、3月26日以来2カ月半ぶりの高水準となった。シティグループ証券の松本圭太市場営業本部長は「海外投資家の短期筋を中心に、日経平均先物の売り持ち高の一部が買い戻された」と指摘する。

特に外資系証券の中で買い越しが1670枚と最も大きかったクレディ・スイス証券は、推計で1万2196枚の売り持ち高を抱える。「クレディ・スイス証券を経由して売買するCTA(商品投資顧問)が、一時的な相場のトレンド転換を受けて機械的に買い戻したようだ」(外資系証券トレーダー)という。

海外投資家の先物の売り持ち高は大きく積み上がっていた。6日に大阪取引所が発表した先物の投資部門別売買動向によると、海外投資家は5月に日本株の株価指数先物を約1兆8000億円売り越した。売越額は18年10月以来の大きさとなった。

国内大手証券の先物の買い越しも計2191枚と大きかった。「現物株のロングオンリー(買い持ち専門)の中長期目線の機関投資家が、先物を使って短期的なリスクヘッジのために積んだ売り持ち高の一部を解消している」(国内証券ストラテジスト)という。

特に日本の現物株には買いが入りにくい事情もある。世界的な株高のきっかけとなったFRBの利下げ期待は「日本の金利が下がらなければ円高の要因となるため、輸出関連株の多い日本株は素直に買いを入れにくい」(クレディ・スイス証券の牧野淳株式副本部長)ためだ。

メキシコ政府高官の発言でいったんは融和ムードが漂った米国とメキシコ間の貿易摩擦問題についても、トランプ大統領がツイッターで5日の協議に関し「進展はあったが十分とは言えない」と指摘した。先行きの見通しはいまだ不透明で、先物主導の売買は当分続く可能性がある。

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