2019年9月18日(水)

大卒内定率71% 選考早期化強まる 6月1日時点

就活
2019/6/6 18:00
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就職情報大手のディスコ(東京・文京)が6日発表した、6月1日時点の2020年春卒業予定の大学生・大学院生の内定率(内々定を含む)は71.1%だった。前年同月を5.4ポイント上回った。IT(情報技術)や外資系だけではなく、大手企業も含めた多くの企業が選考解禁より前に選考を始め、優秀な学生を確保しようとする動きが顕著だった。

内定率は5月1日時点より20ポイント上昇した。経団連が定めた指針では6月1日が選考解禁だが、「5月までに事実上の面接を実施し、6月1日に意思確認のみをして内定を出した会社も多かった」(ディスコの武井房子上席研究員)との見方が多い。

就職先を決定して活動を終了した学生の割合は全体の38%。内定を持ち、就職先を決めていない学生(5%)を合わせると、43%に達した。

内定を獲得しているが就職先をまだ決めていない学生に理由を尋ねると「本命の企業がまだ選考中」が53%と半数を超えた。青山学院大4年の男子学生は「商社とメーカーの内定を持っている。第1志望の保険業界の内定をもらうために就活を続けている」と話す。

一方、まだ内定を獲得していない学生に見通しを尋ねたところ、「選考中の企業はあるが、内定が出るかわからない」が57%に達し、「近々内定をもらえる見通しが立っている」と答えたのは14%にとどまった。「就活生の中で内定がとれる人ととれない人の二極化が進んでいる」(ディスコの武井上席研究員)とみている。

(鈴木洋介)

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