2019年7月16日(火)

1~3月の国内VC投資、前年比26%増の486億円

スタートアップ
2019/6/6 17:39
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一般財団法人ベンチャーエンタープライズセンター(VEC、東京・千代田)は2019年1~3月期の国内ベンチャーキャピタル(VC)投資額が前年同期比26%増の486億円だったと発表した。INCJ(旧産業革新機構)が3次元地図データを手がけるダイナミックマップ基盤(東京・中央)に最大180億円の出資を決めたことが金額を押し上げた。

VCや事業会社が設立したコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)が回答した107社の投資動向を集計した。19年1~3月の投資額は13年の四半期調査の開始以来、最高だった。

ただしINCJのダイナミックマップ基盤への投資分を除くと306億円で、18年1~3月(386億円)と比べて2割減った計算になる。

国内VC投資額は18年10~12月に、13四半期ぶりに減少に転じていた。VECの松井秀樹業務部長は「米中貿易戦争などの景気の不透明感を受けて、一部のVCは投資の選別志向を強めているようだ」と指摘する。「スタートアップのバリエーション(企業評価額)の高騰で、投資を手控える動きもある」という。実際に19年1~3月の投資件数は328件と、前年同期比6%減っている。

18年度のVC投資額の速報値(四半期調査の単純集計)も発表した。国内向けは1461億円と前年度に比べて15%増え、過去5年間で最高だった。海外向けは73%増の1066億円だった。

(鈴木健二朗)

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