2019年9月16日(月)

北朝鮮高官の処刑報道を疑問視 トランプ氏
情報取り違えの可能性も

2019/6/6 16:23
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【ワシントン=永沢毅】トランプ米大統領は5日、米朝の非核化交渉に関わった高官が処刑されたとの5月末の一部報道について「その報道が正しいかは分からない」と懐疑的な見方を示した。もっともトランプ氏は、強制労働と報じられ、その後動静が伝えられた高官と、処刑が報じられた別の高官とを混同した可能性もある。

トランプ大統領は、北朝鮮高官の処刑報道に言及した(5日、アイルランド)=AP

訪問先のアイルランドで記者団に語った。トランプ氏は「交渉に携わった男性の一人は私たちがよく知っている。とても強い人間だ」と説明し、「報道した人たちは北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長をさっそく非難したいのだ」と語った。そのうえで「彼は殺されたといわれるが、そうではなかった。別の日の夜に劇場にいた。だから殺されてはいない」と語った。

5月31日付の韓国紙、朝鮮日報は、実務者協議にあたった金革哲(キム・ヒョクチョル)米国担当特別代表は銃殺刑に処されたと報じた。交渉を当初から担ってきた金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長は強制労働などの処罰を受けたと伝えた。

その後、北朝鮮の朝鮮中央通信は3日、金英哲氏が軍人家族の公演を2日に観覧していたと報道した。トランプ氏は金英哲氏と金革哲氏とを混同して話した可能性がある。一方で米CNNは4日、処刑報道があった金革哲氏が生存しており、拘束下で取り調べを受けていると伝えている。

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