グーグルも画面付きAIスピーカー、タッチで操作

コラム(テクノロジー)
BP速報
2019/6/6 13:33
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グーグルは2019年6月5日、都内で新製品発表会を開き、人工知能(AI)を搭載したスマートディスプレー「Google Nest Hub(ネストハブ)」を国内向けに発表した。Google Nest Hubは19年5月に米グーグルが開催したソフトウエア開発者会議「Google I/O」で発表した新製品である。国内では6月12日に発売を始める。

グーグルが「Google Nest Hub」を国内発表

グーグルが「Google Nest Hub」を国内発表

発表会にはGoogle Nest事業本部長の秋山有子氏が登壇した。「17年に発売した(スマートスピーカーの)『Google Home』により、AIとハードウエア、ソフトウエアを融合した最新技術による便利さをご家庭に届けてきた」と振り返った。

グーグルのAIアシスタント「Googleアシスタント」に関する最新の数字として、対応デバイスは10億個以上で、アクティブユーザー数は前年比で4倍に増えたと明かした。

新製品のGoogle Nest HubはGoogleアシスタントに対応したスマートスピーカーに、7インチの画面を搭載した。音声だけでなく、画面表示やタッチ操作に対応した点が特徴である。

Google Homeでは音声のみだったルーティン機能は画面表示に対応した。「OKグーグル、おはよう」と呼びかけると、天気や交通状況、予定、ニュースなどを画面に表示する。「ユーザーごとにカスタマイズされた情報が表示される。朝の忙しい支度中に使ってみては」(秋山氏)と紹介した。

ルーティン機能が画面表示に対応

ルーティン機能が画面表示に対応

Google Nest Hubの利用シナリオとして、キッチンやベッドルームを挙げた。キッチンの例では、レシピを音声で検索し、タイマーやグラム計算などをハンズフリーで利用。レシピは味の素が提供する「AJINOMOTO PARK」など複数のサービスと連携し、YouTubeの解説動画を見ながら調理ができる点をメリットに挙げた。

ベッドルームでの利用例では、室内のエアコンや照明などのGoogleアシスタントに対応したスマート家電をダッシュボードに表示し、一元的に管理できると示した。

照度センサーにより、部屋の明るさに合わせてGoogle Nest Hubの画面の明るさを自動的に調節する「アンビエントEQ」にも対応する。画面が発する光が睡眠を妨げないように配慮したという。

写真保存・共有サービス「Googleフォト」との連携では「リアルタイム共有アルバム」に対応した。子どもやペットの写真を選ぶと、機械学習によって新しい写真をアルバムに自動的に追加し、フォトフレームのように表示できる。「離れて住む祖父母と孫の写真を共有するのに最適だ」(秋山氏)と紹介した。

家族による利用を想定し、6人の声を識別するボイスマッチに対応した。本体カラーはインテリアに調和するように4色を展開する。希望小売価格は1万5120円(税込み)、広告なしで動画を再生できる有料の「YouTube Premium」について3カ月無料トライアルが付属する。

販売チャネルはグーグルの直販サイトのほかに、家電量販店や通販サイトで販売する。音声アシスタント製品で競合するアマゾンでの販売予定については、「発表できる情報はない」(秋山氏)とした。

(文・写真 山口健太)

[日経 xTECH 2019年6月5日掲載]

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