デンマーク総選挙 中道左派政党が第1党 政権交代も

2019/6/6 6:59
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【ブリュッセル=竹内康雄】デンマーク総選挙(一院制、定数179)は5日投開票され、野党の社会民主党(中道左派)が約26%の票を獲得した。左派系の他党を含めると半数を超えるため、約4年ぶりの政権交代の可能性が高まっている。ラスムセン首相率いる自由党(中道右派)は第2党で、閣外協力していた反移民を掲げるEU懐疑主義の国民党は大きく議席を減らした。

投票後、取材に答えるデンマークのラスムセン首相(5日、コペンハーゲン)=AP

デンマークの公共放送DRによると、開票率98%で社会民主党が第1党に立った。第2党の自由党は23%、国民党は9%と前回選挙から12ポイント減った。デンマークには10以上の政党があり、今後連立交渉が進む見通し。左派系陣営をあわせると90議席を超える。

社会民主党は選挙前も第1党だったが、第3党だった自由党が国民党の閣外協力を得て政権の座についていた。社会民主党のフレデリクセン党首はこれまでの路線を転換し、国外からの移民流入の制限を掲げ、右派の支持層を取り込んだ。ラスムセン首相が財政再建の一環で公的サービスを縮小してきたのを批判、福祉政策などの拡充を訴えて支持を拡大した。

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