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ユーチューブ、ネオナチなど至上主義的な投稿を禁止

【ニューヨーク=関根沙羅】動画投稿サイトのユーチューブは5日、ネオナチなど至上主義的な内容や、銃乱射事件など暴力的な事件の発生を否定する動画の投稿を禁止する方針を発表した。ユーチューブはこれまでヘイトスピーチ(憎悪表現)を含む動画の拡散を防ぐ措置をとってきたが、特定の投稿を禁止するのは初めてとなる。禁止された動画が投稿されれば、削除する。

ユーチューブは5日付の自社のブログでヘイトスピーチ防止のための新たな方針を発表した。投稿が禁止される条件として「年齢、性別、人種、カースト、宗教、性的指向、兵役経験などの資質に基づく差別、隔離、排除を正当化するために、ある集団がより優れていると主張する動画」と説明した。具体的な例としては、差別的なナチスのイデオロギーを促進・称賛する動画を挙げた。

ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)や銃乱射事件など、一般に事実として知られている暴力的な事件の発生を否定する投稿も禁止対象とする。同方針は5日から施行され、数カ月かけて監視対象を拡大していくという。

ユーチューブは2017年から、至上主義的な主張を促進する動画に対しては、コメントや共有機能を制限したり、おすすめ動画として表示されにくいようにするなどの措置をとってきた。ユーチューブによると、この対策で有害な投稿の視聴数を平均で約8割削減することに成功したという。

米国では、SNS(交流サイト)上のヘイトスピーチや虚偽情報の拡散問題への対応を求める声が強まっている。3月には、米フェイスブックも人種差別や白人至上主義的な投稿を禁止する方針を発表。5月初めには、極右思想や反ユダヤ主義的な内容を頻繁に投稿するネット上の有名人をSNSから排除する措置をとっている。

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