2019年8月22日(木)

BMWとジャガー、EVの中核部品を共同開発

2019/6/5 21:40
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【フランクフルト=深尾幸生】独BMWと英ジャガー・ランドローバー(JLR)は5日、電気自動車(EV)の中核部品を共同開発すると発表した。2020年以降に発売する車種から順次、搭載する。両社は高級車で競合するが、次世代技術の開発で膨らむ研究開発費を抑える狙いだ。

BMWは電動車でも競合と手を組む(写真は20年に発売するEV「iX3」)

EVやプラグインハイブリッド車(PHV)向けの「電動ユニット」と呼ぶシステムを共同で開発する。モーターや変速機、電気制御部品などで構成され、電池と並んで電動車の性能を左右する中核部品だ。部材を共同調達してEVの価格競争力を高める狙いもある。

両社はBMWの本社がある独ミュンヘンでBMWの次世代ユニットをベースに開発する。開発したモーターなどは両社がそれぞれの工場で生産する。

自動車大手にとって次世代技術の開発の効率化は差し迫った課題だ。BMWは19年から22年までに120億ユーロ(約1兆4600億円)のコスト削減を進めている。自動運転技術の開発では2月に独ダイムラーとの共同開発を決めた。JLRは1月に4500人の人員削減を発表、20年3月までに25億ポンド(約3400億円)のコストを削減する計画だ。

欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が仏ルノーに経営統合を提案した背景にも次世代技術開発に向けた投資の効率化がある。

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