ネットバンク拡充で店舗削減 北国銀、投資家に説明

2019/6/6 6:45
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北国銀行は5日、東京都内で機関投資家向けの決算説明会を開いた。長引く超低金利下で本業の収益環境の厳しさが続く中、収益源の多様化や業務の効率化に関する取り組みを説明。現在、石川県を中心に100拠点で構成する店舗体制について、安宅建樹頭取は「この1~2年で10店舗以上減らしていきたい」との考えを示した。

インターネットバンキングの普及などを背景に来店客が減っている現状を踏まえ、北国銀は都市部の小規模支店の集約を進め経費抑制を図っている。8月にはクラウドシステムを使った新たな個人向けネットバンキングの運用を始める計画で、スマートフォンを使った取引環境を充実させる。

一方、支店網を強化している富山県と福井県では貸出金残高が2桁ペースで伸びている現状を紹介。得意のコンサルティングビジネスと両輪で顧客を広げ、引き続き両県で融資シェアを伸ばしていく姿勢を示した。

地域金融機関の収益悪化について、安宅頭取は「地域経済が疲弊しているからではなく、日銀のマイナス金利政策が原因」との認識を強調。地域の課題に地銀経営者が十分に対応せず、ビジネスモデルの変革に取り組んでいないとする日銀の指摘に反論した。

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