木製デッキで海沿い散策 石川・輪島のこうしゅうえん
石川県輪島市の沿岸部に位置するホテルこうしゅうえん(旧ホテル高州園)は、海側のスペースに木製デッキを設けた。波消しブロックの上部にデッキを敷設する構造で、日本海を眺めながら散歩を楽しめるようにした。宿泊客のほか市民にも開放し、ビアガーデンなどイベントの場としても活用するという。

デッキは全長約60メートルで幅10メートル。石川県産のアテの木を材料に使い、工事に1カ月かけて設営した。同館は昨年にホテル運営のホテルマネージメントインターナショナル(HMI、東京・中央)が経営を引き継ぎ、今後は内装のリニューアルも計画している。
ホテルは遊泳禁止の砂浜に面しており、海岸線の眺望が売り物の一つ。波消しブロックの扱いを巡り市側と協議したうえで工事を進め、デッキ完成にこぎつけた。
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