猛スピードで突入か 福岡多重事故、ブレーキ痕なく

2019/6/5 18:29
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福岡市早良区百道の交差点付近で4日起きた多重事故で、暴走した乗用車のブレーキ痕が現場付近に残っていなかったことが5日、捜査関係者への取材で分かった。県警は乗用車が減速せずに対向車線を逆走し、猛スピードで交差点に突っ込んだとみて調べている。

県警早良署によると、暴走した乗用車を運転していて死亡した小島吉正さん(81)は、交差点手前約600メートルの地点で最初の衝突事故を起こし、その後、対向車線を猛スピードで逆走しながら4台の車に次々と衝突した。捜査関係者によると、この間に目立ったブレーキ痕は残っておらず、小島さんが減速せずに交差点に突っ込んだ可能性があるという。

現場付近の防犯カメラや通行していた車のドライブレコーダーにも、小島さんの車がほかの車にぶつかりながら猛スピードで交差点に突っ込む様子が映っていた。ブレーキランプがついている様子もなかった。

県警は何らかの理由で小島さんが正常な運転ができない状態で暴走し、事故を起こしたとみて、司法解剖するとともに映像や事故車を分析。自動車運転処罰法(過失運転致死傷)の疑いで捜査を進めている。

事故は4日午後7時5分ごろに発生。小島さんと同乗の妻、節子さん(76)が死亡し、ほかに7人が病院に搬送された。小島さんは周囲に、高齢を理由に免許返納を考えていると明かしていた。

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