2019年7月20日(土)

ノルマンディー式典開催 欧州、対米同盟強化を期待

トランプ政権
ヨーロッパ
北米
2019/6/5 18:23
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【ロンドン=中村亮】第2次世界大戦で戦況が転換する契機になったノルマンディー上陸作戦から75周年の記念式典が5日、英南部ポーツマスで開催された。トランプ米大統領、メイ英首相ら16カ国の首脳や代表者が出席した。米英を中心とする連合軍が結束してナチス・ドイツと戦った歴史を振り返り、揺らぎが目立つ米欧同盟の重要性を再確認した。式典は6日にフランス北西部ノルマンディーでも開かれる。

トランプ米大統領(左)はポーツマスでの式典に先立ち、ロンドンでメイ英首相と共同記者会見に臨んだ(4日、ロンドン)=ロイター

5日、英南部ポーツマスでの式典に出席したトランプ大統領(左)=ロイター

ノルマンディー上陸作戦では欧州大陸の大半を占領したドイツに対抗するため、連合軍が1944年6月6日に仏北西部に多数の兵士を上陸させた。ポーツマスは出撃地だった。ドイツ軍との激しい戦闘の末に同年8月、パリを解放した。

多数の犠牲が出た上陸作戦は米欧同盟の象徴とされる。トランプ氏は式典で当時のルーズベルト米大統領の国民向け演説を引用し、上陸作戦を「共和国や宗教、文明を守り、人類を苦しみから解放するための闘争だった」と評した。メイ氏は声明で「団結と自由を守る決意は現在も私たちの手本だ」と強調した。

式典を通じ、米欧同盟を軽視しがちなトランプ氏を戒める効果を期待する声も欧州側を中心にある。トランプ氏は加盟国の共同防衛を義務づけた北大西洋条約機構(NATO)に関し、米国の軍事費負担が過度に大きいと主張し、離脱をちらつかせたことがある。

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