2019年9月18日(水)

5月の中国新車販売、ホンダ4割増 日系メーカー明暗

2019/6/5 16:46
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【広州=川上尚志】ホンダは5日、中国での5月の新車販売台数(小売台数)が前年同月比37.4%増の13万6486台だったと発表した。主力セダン「アコード」などの販売が伸び、3カ月連続で前年実績を上回った。5月はトヨタ自動車も12.1%増と好調だったが、日産自動車マツダは前年実績を下回った。中国の新車市場の落ち込みが続くなか、日系メーカーで明暗分かれた。

ホンダは看板車種「CR-V」などの販売が回復し、中国での5月の販売台数は前年同月比4割増えた(広東省広州市の販売店)

ホンダは「フィット」や「クライダー」といった主力車種の販売も好調だったほか、4月末に発売した「オデッセイ・ハイブリッド」などの新車も貢献した。前年同期に看板車種「CR-V」の主要モデルが、リコールを巡り販売停止に追い込まれていた反動もある。

トヨタも12.1%増の13万8500台で、15カ月連続でプラスだった。3月に新モデルを発売した上級セダン「アバロン」などが好調だった。高級車ブランド「レクサス」も4月からの減税にあわせた値下げが集客につながり、販売台数は2.6倍の1万6400台と大きく伸びた。

一方、日産は4.8%減の12万1895台で、2カ月連続で前年実績を下回った。「キャシュカイ」など多目的スポーツ車(SUV)は好調だったが、低価格帯の現地ブランド「ヴェヌーシア」が伸び悩んだ。

マツダも29%減の1万7385台で、13カ月連続のマイナスとなった。「市場の低迷が続くなか、厳しい結果になった」(マツダ)という。

中国全体の新車販売台数は2018年7月から前年実績割れが続いている。中国政府は4月から大型減税を実施し、車メーカー各社も値下げに踏み切ったが、一部を除き販売拡大にはつながっていない。米中貿易戦争などを受け景気の減速感が強まるなか、消費者は自動車購入に慎重になっており、各社の販売は当面伸び悩む可能性がある。

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