投信手数料、一段と低下 個人の長期資産形成に追い風
日本で初の0.1%割れ 米国で料率マイナス
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投資信託の運用手数料が世界で低下している。米国では顧客が運用手数料相当のお金をもらえる「マイナス手数料」の上場投資信託(ETF)が登場した。日本でも6月下旬にニッセイアセットマネジメントなどの株式投資信託の手数料が初の年0.1%割れとなる。運用手数料の低下は、個人の長期的な資産形成の後押しにつながる一方、金融機関経営には逆風となる。
「運用手数料はマイナス0.05%」――。米国の独立系運用会社、...
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