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殺傷事件後、児童が初登校 カリタス小が再開

(更新)

川崎市多摩区でスクールバスを待っていた児童ら20人が殺傷された事件で休校していた私立カリタス小が5日、再開した。小学校前では教職員や警備員らが見守る中、徒歩や保護者が運転する車で児童が登校した。事件現場となったスクールバス乗り場はJR登戸駅前の別の場所に移され、車両もチャーターした市バスを使った。

授業が再開され、登校するカリタス小の児童(5日午前、川崎市多摩区)

学校関係者や警備員、警察官が配置されたバス乗り場では、久しぶりの友人との再会を喜ぶ姿も。児童が乗り込んだバスが出発すると、一緒に来た保護者らが手を振って見送った。子供を学校まで見届けるため同乗する保護者もいた。

運営する学校法人カリタス学園は事件を受け、私服での登校や保護者が直接、送迎することを認めた。一部の児童は私服で登校していた。高松広明事務局長は「どんな様子で児童がやって来るか心配だったが、大きな動揺が見られなかったことがせめてもの救いだ」と話した。

事務局長によると、全校集会で聖歌を歌ってお祈りをした後、登校方法の確認などをしたという。学校は午前中で終わった。

事件現場にはこの日も多くの人が訪れた。通学途中とみられる女子中学生は、賛美歌の一節とともに「私には言葉を考えて贈ることはまだ難しいですが、かわりに、この詩を贈ります」と書いた手紙を供え、祈るように手を合わせた。東京都中野区の三村研志さん(44)は「志半ばで命を奪われて残念だったろう」と亡くなった2人を思いやった。

事件は5月28日午前7時40分ごろ発生。20人が被害に遭い、保護者の外務省職員、小山智史さん(39)とカリタス小6年、栗林華子さん(11)が死亡し、保護者の女性(45)と女児2人が重傷を負った。襲撃後、岩崎隆一容疑者(51)が現場で自殺を図り、死亡した。〔共同〕

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