2019年7月17日(水)

銃殺報道の金革哲氏も生存か

北朝鮮
朝鮮半島
2019/6/4 21:07
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【北京=共同】北朝鮮国営メディアは4日、金正恩(キム・ジョンウン)委員長が3日、平壌で開幕したマスゲーム・芸術公演「人民の国」を観覧、妹の金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長も同行したと報じた。韓国紙、朝鮮日報は先月末、2月の米朝首脳会談決裂を受け、秘書役を務めてきた金与正氏が謹慎を命じられたと伝えていたが、健在が確認された形だ。

金革哲米国担当特別代表=共同

金正恩委員長の妹の与正氏=ロイター・共同

一方、米CNNは4日、同じく朝鮮日報が銃殺刑に処されたと報じていた金革哲(キム・ヒョクチョル)米国担当特別代表は生存しており、拘束下で取り調べを受けていると報じた。複数の消息筋の話としている。

核問題を巡る今後の対米交渉や韓国、日本に対する北朝鮮の出方を左右するだけに、日米韓は真偽を慎重に分析している。韓国の金錬鉄(キム・ヨンチョル)統一相は4日、記者団に対し、金革哲氏の状況を巡り「確認できることはない」と述べるにとどめた。

金与正氏は昨年来、米朝首脳会談や南北首脳会談に毎回同行していたが、4月の金正恩氏のロシア訪問に同行せず、米朝会談決裂の責任を問われたとの臆測が出ていた。

朝鮮日報が米朝会談決裂の責任を問われ、強制労働に科せられたと伝えた金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長も2日の別の公演に続き、3日のマスゲームにも同行したことが確認された。

ただ、CNNは消息筋の話として、金革哲氏はなお厳罰に処される可能性があるとした。金英哲氏も強制労働は誤報だったものの、ほぼ実権を失った状況だと指摘。北朝鮮側が金英哲氏を登場させたのは米朝交渉を完全に打ち切ったわけではないとのシグナルを送るためだとの分析も伝えた。

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