サクランボの新品種「やまがた紅王」に 山形県が命名

2019/6/4 20:17
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山形県は4日、サクランボの新品種の名称を「やまがた紅王」にしたと発表した。500円玉より大きい大玉が特徴で、甘みが強く日持ちもよいという。2018年から農家へ苗の配布を開始。22年に市場に初出荷し、23年から本格販売を始める。名称は同日、商標登録の出願が公開された。香港、台湾、中国、韓国でも出願済みで、ブランド保護に万全を期す。

サクランボの新品種名を発表する吉村美栄子知事(4日、山形県庁)

品種名「山形C12号」とは別に名称を公募し、約1万5000件の応募があった。商標として使える名称の中では「紅王」が最多で、初めて商標登録を出願した。山形県が開発したサクランボの品種は紅秀峰など「紅」を付けたものが多く、県名を付けて消費者に認知されるようにした。

吉村美栄子知事は同日の記者会見で「大型新人として国内外の消費者をつかむ品種に育って欲しい」と期待。青森県が大玉の新品種のサクランボを今年から出荷することに「他県もがんばっているが、サクランボ県としては負けられない」と述べた。

生産は登録制で徹底した栽培管理をすることで苗木の流出などを防ぐ。この2年間で生産者1619件に2万本弱の苗木が登録、順次配布され、22年の先行販売へ向けて育成を進めている。

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