人事がみる大学イメージ、総合首位は九大 国公立上位
採用した学生から評価 日経・日経HR調査
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日本経済新聞社は就職・転職支援の日経HRと大学イメージ調査を実施した。上場企業と有力非上場企業の人事担当者に、採用した学生から見た大学のイメージなどを聞いた。総合ランキングでは九州大学が首位になり、京都大学が2位だった。上位14校が国公立となり、国公立優位の傾向が目立つ。新たな研究領域の開拓や組織の見直しなどを求める一連の国立大学改革の政策も奏功しているようだ。
【大学イメージ調査2019 地域別の調査結果】
・人事がみる大学イメージ 九州は九大1位、九工大2位
・人事がみる大学イメージ 近畿は京大1位、阪大2位
・人事がみる大学イメージ、東北・北海道1位は東北大
・人事がみる大学イメージ 広島大、「対人力」で全国1位
・人事がみる大学イメージ、関東甲信越トップは宇都宮大
・人事がみる大学イメージ、東海・北陸トップは名大
・人事がみる大学イメージ 北陸は富山大1位、福井大2位
・人事がみる大学イメージ 九州は九大1位、九工大2位
・人事がみる大学イメージ 近畿は京大1位、阪大2位
・人事がみる大学イメージ、東北・北海道1位は東北大
・人事がみる大学イメージ 広島大、「対人力」で全国1位
・人事がみる大学イメージ、関東甲信越トップは宇都宮大
・人事がみる大学イメージ、東海・北陸トップは名大
・人事がみる大学イメージ 北陸は富山大1位、福井大2位
調査は各大学の学生のイメージについて「行動力」「対人力」「知力・学力」「独創性」の4つの項目で評価した。総合ランキング1位の九大は行動力、独創性でもトップだった。
九大は昨年、伊都キャンパスへの移転を完了。広大な敷地を生かし、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」や人工知能(AI)など、先端技術の実証実験を進めている。2014年度からは自律的に学び続ける人材育成を目的とした基幹教育を導入した。
企業担当者からは「他大学にはあまりない...
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