18年の世界粗鋼生産 中国勢が躍進、10社中6社

2019/6/4 12:53
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世界鉄鋼協会がまとめた2018年の粗鋼生産量ランキングによると、中国企業が上位10社のうち6社を占めた。17年は5社だった。世界2位の中国の宝武鋼鉄集団の生産量は17年比3%増の6743万トン。2日に馬鋼集団と経営統合すると発表しており2社で8707万トンとなる。18年の首位は欧州アルセロール・ミタルで同1%減の9642万トンだったが、再編がさらに進めば首位が交代する可能性もある。

日本製鉄は海外企業買収などで生産量を増やした(君津製鉄所)

18年の世界の粗鋼生産量(確報値)は17年比で5%増の18億840万トン。地域別では中国が首位で、インドが日本を上回り、2位となった。

日本勢では日本製鉄が3位だった。旧新日鉄住金だった17年も3位で、変動はなかった。同社の生産量は前年比4%増の4922万トン。スウェーデンの特殊鋼メーカーのオバコなどがグループに加わったことで増えた。

8位のJFEスチールも順位は変わらず、生産量は3%減の2915万トンだった。国内の製鉄所のトラブルが続いたことが背景にある。神戸製鋼所は17年に50位だったが、高炉の集約などで生産量が減ったことで57位となった。

(川上梓)

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