2019年9月16日(月)

リバネス、ものづくりスタートアップ向け施設を拡充

2019/6/4 11:59
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スタートアップ企業支援のリバネス(東京・新宿)は東京都墨田区で運営するものづくりスタートアップのインキュベーション(ふ化)施設の新設備を公開した。支援先企業の先端技術の展示室や試作場所などを設けている。特に地方発スタートアップの技術を体感できる施設は都内では珍しい。大手・中小企業との協業を後押しする狙いだ。

センターオブガレージに太陽光パネル清掃ロボットの未来機械(高松市)などが新たに製品を展示した(東京・墨田)

拡充した施設「センターオブガレージ(COG)」は2018年4月の開設以来、すでに9社のスタートアップが入居済み。一方で、個室や共有スペースなどはあったが工作機械などを備えた広い試作スペースがなく、入居企業から実際に作業できる場の要望が高まっていた。

新設した60平方メートルの展示室では、ヒト型重機開発の人機一体(滋賀県草津市)や太陽光発電パネルの清掃ロボットを手掛ける未来機械(高松市)などが実機や主要技術の一部を実演する。同室には最大で23社が展示できる。6部屋の個室も新設し、個室の前に広い作業場を設けた。6月末には工作機械などを設置する予定で、より使い勝手を高める。

リバネスの丸幸弘グループ最高経営責任者(CEO)は「ほとんどの大企業は地方発だ。地方のベンチャーの試作品や技術に大企業や中小が実際に触れることで、ベンチャーが陥りがちな量産や販売の壁を打ち破り世界を目指す大企業を育てたい」と狙いを語った。

リバネスは技術力のある町工場を「スーパーファクトリー」と名付け、スタートアップの試作相談窓口として組織化している。筆頭格の金属加工の浜野製作所(東京・墨田)ではこれまでに100社以上のスタートアップからの相談実績がある。COGはスーパーファクトリーの中核拠点と位置付けている。

(京塚環)

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