80歳以上、26%が運転 内閣府調査
小規模自治体ほど多く

2019/6/4 11:32
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内閣府が60歳以上を対象に実施した調査で、回答した80歳以上の4人に1人が車を運転しているとの結果が出たことが4日、分かった。高齢者の運転する機会は小規模の市町村ほど多かった。電車やバスといった公共交通機関が限られ、車は買い物や通院などに欠かせない「生活の足」となっていることが裏付けられた。

一方で、高齢ドライバーによる重大事故は後を絶たない。内閣府は「高齢になるほど認知機能が低下し運転が難しくなる。外出手段をどう確保するかは重要な課題」と指摘している。調査結果は今月閣議決定する2019年版の高齢社会白書に盛り込む。

調査は昨年11~12月、全国の60歳以上の男女3千人を対象に実施し、1870人が回答した。

外出する手段(複数回答)では、「自分で運転する自動車」の56.6%と「徒歩」の56.4%が突出して多かった。

年齢別に運転する人の割合を見ると、年齢が上がると運転する割合は減るが、75~79歳は45.7%、80歳以上は26.4%だった。

外出時に自分で運転する人に頻度を尋ねたところ、「ほとんど毎日」は67.4%。80歳以上も58.7%がほとんど毎日運転すると答えた。地域別に見ると、東京23区や政令指定都市の50.0%に対し、人口10万人未満の市は72.9%、町村は75.5%だった。

今後も車を運転するかどうかについては、一定の年齢になったり、視力低下などで運転に支障を感じたりしたら「やめようと思う」と回答した人が計80.2%に上った。一方で「年齢や身体的な支障の有無にかかわらず続ける」は11.5%だった。〔共同〕

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