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NY円、一時1ドル107円台に 米利下げ観測で円買い

2019/6/4 4:35 (2019/6/4 5:18更新)
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【ニューヨーク=後藤達也】3日のニューヨーク外国為替市場で円相場が一時1ドル=107円台に上昇した。107円台を付けるのは約5カ月ぶり。世界経済への先行き懸念から安全資産とされる円を買う動きが強まっている。米利下げ観測が高まっていることから金利差に着目したドル売り・円買いも増えている。米国株や原油価格は下げが続いている。

市場では利下げ観測が強まっている(ニューヨーク証券取引所)=ロイター

米東部時間3日午後3時30分(日本時間4日午前4時30分)ごろに1ドル=107円80銭台後半まで上昇した。5月の円相場は109~110円台で値動きが小さかったが、5月31日以降は円買いが活発化し、2日間で2円弱円高・ドル安に振れた。今年初めに取引が少ない中で一時的に104円台を付けたが、この期間を除けば約1年1カ月ぶりの円高・ドル安となる。

投資家心理の悪化と米長期金利の低下が背景だ。米中摩擦の対立が深まる一方で、米政府は5月30日にメキシコにも関税を課すと表明。堅調だった米景気も減速するとの懸念が出ており、円や米国債など安全資産を買う動きが加速している。米10年物国債の利回りは一時2.06%と約1年9カ月ぶりの低さに下がり、金利面でのドルの魅力が下がっていることも影響した。

投資家の利下げ観測も急速に高まっている。米金利先物市場では年末までに2~3回の利下げを織り込んでいる。ブラード・セントルイス連銀総裁は3日の講演で、利下げは「近く是認されるかもしれない」と述べた。

3日のダウ工業株30種平均の終値は先週末比4ドル高の2万4819ドルと小幅に上昇した。一方、フェイスブックやアマゾンが大きく値下がりし、ナスダック総合指数は1.6%下落した。ニューヨーク原油先物価格は1バレル52ドル台と約4カ月ぶりの安値を付けた。

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