みずほ社長、収益改善へ「批評家は不要」 5カ年計画で
企業文化変革へ「社内兼業」も
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みずほフィナンシャルグループの坂井辰史社長は3日までに日本経済新聞の取材に応じ、今年度からの経営計画について「収益の構造を変える」と話した。アジアの決済ビジネスや事業承継など安定収益源を伸ばす。「批評だけでは何もならない」と実行力を重視。希望者が別の部署を掛け持ちする「社内兼業」を始めるなど人事制度も改革し、「内向きの殻を破る」と語った。主なやりとりは以下の通り。
――計画期間を異例の5年としました。
「従来通りの3年の計画で...
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