ジェットスター、6月70便減便 パイロット手配できず

2019/6/3 19:25
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格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)は3日、6月の運航予定便のうち70便の運航を取りやめると発表した。月内に予定していた運航本数の約2%に当たる。病欠や育成の遅れ、勤務上限を考慮した有給休暇取得の必要性などにより、パイロットの勤務シフトを成立させることが難しくなったため。

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ジェットスターの運航取りやめで、約7500人の乗客に影響が出る見込み

ジェットスターの運航取りやめで、約7500人の乗客に影響が出る見込み

欠航となるのは、国内線では成田と新千歳、松山、福岡、熊本、宮崎、那覇間、中部と新千歳、鹿児島間の一部の便。国際線は成田と台北、上海間の一部の便で運航を取りやめる。約7500人の乗客に影響が出る見込みで、同社は返金や自社・他社便への振り替えを進める。7月以降は計画通りに運航できる見込みだという。

同社がこうした理由で減便するのは初めて。10連休による4、5月期の繁忙に加え、一部パイロットのケガ、副操縦士の育成の遅れなどにより機長らの業務量が増えた。

勤務時間が上限に近づき、ダイヤを成立させるためのシフトを組むことが難しくなった。7、8月の繁忙期を前に6月に通常より多くの有給休暇取得を勧めたことも影響した。

同社は今回の減便による業績への影響は現時点では不明としている。

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