2019年7月17日(水)

クレディセゾン、8年9カ月ぶり安値 競争激化で業績に懸念

2019/6/3 20:30
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3日の東京株式市場でクレディセゾン株が大幅に続落した。一時前週末比107円(9%)安の1063円と、2010年9月以来、およそ8年9カ月ぶりの安値を付けた。みずほ証券が5月31日付のリポートで投資判断を引き下げたことが売り材料となった。クレジットサービス事業の競争環境が激しくなる中、業績への懸念が高まっている。

みずほ証券は投資判断を3段階の最上位から2段階引き下げ、最下位の「アンダーパフォーム」とした。佐藤耕喜シニアアナリストは決済事業の成長性について言及。「キャッシュレス化を巡ってはカード業界にとどまらず、LINEペイなど新興勢との競争も激化している」と指摘した。

クレセゾンは20年3月期のショッピング取扱高を前期比6.5%増にする計画。だが佐藤氏は「(スマホ完結型のクレジットサービスなど)従来路線の継続だけでは目標未達になるリスクが高い」と話す。

予想PER(株価収益率)は6倍台と同業のイオンフィナンシャルサービス(8倍台)と比べても低い。

株価反転に向けた今後の焦点は株主還元策だ。前期までに大規模なシステム投資が一巡したことから「中間決算時に自社株買いなど株主還元策の強化を打ち出すことが考えられる」(国内証券アナリスト)との声も聞かれる。

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