2019年9月16日(月)

ソフトバンク、誤差数センチの位置情報サービス開始

2019/6/3 16:41
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ソフトバンクは3日、高精度で位置の把握ができるサービスを11月末から提供すると発表した。人工衛星から位置情報を受け取る受信アンテナを全国に設置して誤差数センチメートルの精度で把握できるようにする。農業機械や自動車の自動運転などでの活用を見込む。次世代通信規格「5G」を見据え、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」分野のサービスを拡充する。

位置の把握にあたっては、国土地理院が全国約1300カ所に設置した電子基準点と呼ばれる衛星電波を受信する測量用観測システムを活用することが多い。ソフトバンクでは11月末までに、独自に全国3300カ所以上に受信アンテナを設けて位置を測定する。

受信アンテナの設置場所として同社の既存の基地局を活用する。全地球測位システム(GPS)だけでは約10メートルの誤差が生じることもあるが、全国に高密度に受信アンテナを設けることで、誤差数センチメートルの精度を実現できるという。

7月から順次、ヤンマーアグリ、鹿島、SBドライブとそれぞれ共同で実証実験に取り組む。ヤンマーアグリとは農機の自動運転、鹿島とはドローン(小型無人機)を使った建設現場の管理などを検証する。

3日、都内で開いた記者発表会で野田真モバイルネットワーク本部長は「5Gの技術と組み合わせてさらなる自動化社会の実現に貢献したい」と話した。

高精度の位置情報サービスではNTTドコモが5月末、コマツの建設機械向けに10月から提供を始めると発表した。

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